南太平洋の楽園フィジー。リゾートのイメージが強いですが、フィジーの魅力はそれだけではありません。
今回は、フィジーの美しい海がたっぷり堪能できるリゾート地から、観光客にはあまり知られていない自然いっぱいの穴場エリア、昨年オープンしたばかりの最新スポットまで、編集部が厳選したフィジーの観光地をご紹介します!
フィジーの美しい離島たち
フィジーは約330の島々から成る島嶼国。南太平洋のリゾート気分を存分に味わうなら、サンゴ礁の海が真っ青に輝く離島へ行くのがおすすめです。フィジーの離島は、本島であるビチレブ島と比べても、海のキレイさが格段に違います!!
それぞれの離島には、心地よくサービスの行き届いたリゾートホテルがあるので、非日常を味わうには最適でしょう。
マリンスポーツで思いっきり楽しむもよし、ビーチサイドでゆったり過ごすもよしです。
1. フィジー屈指のリゾートエリア「ママヌザ諸島」
フィジーのリゾート気分を味わうなら、ママヌザ諸島は外せません。
ママヌザ諸島は、国際空港のあるビチレブ島からフェリーで15〜30分の距離で行くことができる、小さな島々を総称して呼びます。日本人に人気のマナ島にあるマナアイランド・リゾートや、水上ブレの美しいリクリク・ラグーン・リゾートなど、さまざまなタイプのリゾートホテルがあります。
また、なかには本島から日帰りクルーズで行くことができる島もあるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
2. 美しい珊瑚礁の海に囲まれた「ヤサワ諸島」

本島の北西部に位置する、南北に長い形を呈した「ヤサワ諸島」。ヤサワ諸島も、ママヌザ諸島に劣らぬ人気のリゾート地です。
手付かずの美しい珊瑚礁の海は感動モノ。ダイビングなどのマリンスポーツが好きな方や、ハネムーンなどにもおすすめです。
青い海に白い砂浜……理想のリゾートを味わうならぜひ訪れたい場所ですね。
3. 亜熱帯地域の自然豊かな「タベウニ島」
タベウニ島は、東部地域に位置するフィジーで3番目に大きな島で、「ガーデン・アイランド」とも呼ばれる、大自然に囲まれた島です。
その昔、タベウニ島には日付変更線が走っており、同じ島の中に「昨日」と「今日」が同時に存在していた時代がありました。島内では、今でもその跡地を見る事ができます。
その他にも、タベウニ島でしか育たないといわれ、多くの神話をもつ幻の花「タンギモウジア」の咲く湖や、美しい「ボウマの滝」など、見どころ満載です。
4. 世界遺産の街、古都レブカを有する「オバラウ島」
フィジーの首都スバからフェリーで約30分ほどの場所に位置するオバラウ島。
特に東部の都市レブカには、その昔フィジーの大酋長が住んでいた特別な場所で、1874年のイギリス割譲の地ともなりました。その後8年の間、レブカはフィジーの首都となっています。
また、レブカは、2013年にフィジー初となる世界遺産にも登録されました。
今は穏やかな港街となっていますが、イギリス植民地時代の歴史を感じることのできる建物なども多く、歴史や政治に興味のある人にもおすすめです。
5. フィジー第2の島「バヌアレブ島」
ビチレブ島に比べ、まだまだ手付かずの自然も多く、ダイビングや釣りなどのマリンスポーツや、トレッキングなどにも最適です。
フィジーで有名な黒真珠の生産地でもあるなど、本島とは違う魅力が満載です。
6. 最新ビーチスポット「マラマラ・ビーチクラブ」

2017年8月にオープンした、世界初の「アイランドビーチクラブ」です。
本島からフェリーで30分ほどの小さな離島「マラマラ島」を、なんと島まるごとリゾート施設にしてしまうという贅沢さ!日々の喧騒を離れ、ビーチサイドでのんびりしたり、プールやバーで楽しんだりして1日を楽しめる、フィジーの最旬スポットです。
住所:Malamala Island, Mamanuca Islands, Nadi, Fiji
公式・関連サイトURL:https://malamalabeachclub.com/
フィジーでタウン散策をしよう
現地に住む人たちの生活が垣間見えるタウン散策もおすすめ!フィジーの中でも特に栄えている3つの街をご紹介します。
5. フィジー観光の中心地「ナンディ」
フィジーの空の玄関口「ナンディ国際空港」でもおなじみ、観光客で賑わう街「ナンディ」。
タウンの中心には、お土産物が買えるさまざまなショップが並ぶなど、まさに観光地という雰囲気です。同時に、青果市場や民芸品が並ぶマーケットがあったり、現地の人が行くスーパーがあったりと、地元の人と距離が近いというのも特徴です。
6. 政治・商業の中心、首都「スバ」
フィジーのみならず、南太平洋島嶼国で最大級の都市でもある「スバ」は、フィジーの中でも格別都会的な雰囲気が漂っています。
国会議事堂や最高裁判所、日本大使館など、重要な施設はすべてここスバにあります。
7. 第2の商業都市「ラウトカ」
ナンディ国際空港より西に向かってバスで約1時間程のところにあるのが、フィジー第2の都市「ラウトカ」です。
ラウトカは工業地帯でもあり、フィジーの大手企業の工場なども多く、また、サトウキビの一大生産地でもあります。近年都市開発がどんどん進んでいるエリアでもあるので、娯楽施設も増えています。
その他フィジー観光スポット
7. 海に浮かぶBar「クラウド9」
本島から少し足を伸ばして日帰り旅行したいな〜と考えている方におすすめなのが、その名も“海に浮かぶBar”「クラウド9」です。
ビチレブ島からボートで約45分、目の前に突如現れる、大きな船のような建物がこのクラウド9です。360度美しいパシフィックオーシャンに囲まれたBarで飲むお酒はまさに格別!
また、クラウド9では、ジェットスキーで近くの島まで行くツアーがあったり、パラセイリングの体験ができたりと、アクティビティも充実しています。
住所:Roro Reef (off Malolo Island), Mamanuca Islands, Fiji
公式・関連サイトURL:https://www.cloud9.com.fj/
8. 本島イチのリゾート開発地「デナラウ」
ナンディタウンよりバスで約20分のところにある、一大リゾート地「デナラウ・アイランド」。星付きの高級ホテルが立ち並び、また観光客向けのショッピングモールもあるので、さまざまな楽しみ方ができる人気のスポットです。
デナラウ港(ポート・デナラウ)は、日帰りクルーズなどの発着地にもなっており、当日でも手軽にツアーを申し込むことができます。
住所:Denarau Island, Nadi, Fiji
公式・関連サイトURL:https://www.fiji.travel/us/destinations/denarau-island
9. ビッグ・ブラ・ウォーターパーク
デナラウ・アイランド内にある「ビッグ・ブラ・ウォーターパーク」は、大小さまざまなウォータースライダーが楽しめるスポットです。子ども連れのファミリーなどにも人気ですよ。
住所:Denarau Island, Nadi, Fiji
公式・関連サイトURL:http://www.bigbulawaterpark.com.fj/main/
10. 泥パックで美肌に!「サンベト温泉」
美肌にいい(?)と噂の泥温泉。泥温泉で全身泥パックできちゃいます。
日本のように浴槽に浸かる文化のない南国フィジーにおいて、サンベト温泉は貴重な場所です。
隣に普通の温泉もあるので、お風呂が恋しくなった時に温まりに行くのにもおすすめですよ。
住所:Foothills of the Sabeto Mountains, Fiji
公式・関連サイトURL:https://www.fiji.travel/us/activity/aqua-tours-mud-pool-tour
11. スリーピング・ジャイアント植物園
数百とも言われるさまざまな蘭の花が見られる「スリーピング・ジャイアント植物園」。
敷地内は綺麗に整備されており、ウォーキングコースもあるので、運動不足解消にちょうど良いのではないでしょうか。
サンベト温泉の近くにあるので、セットで観光するのもおすすめです。
スリーピングジャイアント植物園(Garden of the Sleeping Giant)
住所:P.O Box 9447 Wailoko Raod, Nadi, Fiji Islands
公式・関連サイトURL:https://www.fiji.travel/us/activity/garden-sleeping-giant
12. スリル満点!「スリーピング・ジャイアント・ジップライン」

ハーネスをつけ、大自然の中をレールに沿って高速で下って行く「ジップライン」は、フィジーでも数カ所で楽しめる人気のアクティビティです。
なかでもこちらは、ナンディ国際空港からも比較的近くにあるので、行きやすいのではないでしょうか。自然好き、アウトドア好きという人はぜひ試してみてください。
13. ヒンドゥー教徒の聖なる地「スリ・ジヴァ・スブラマニア寺院」
「スリ・ジヴァ・スブラマニア寺院」は、フィジーに住むヒンドゥー教徒が通っている寺院です。
ナンディタウンの入り口にあり、カラフルな外観が特徴的。
一般の人も入れますが、お寺の中は撮影禁止なのでご注意ください。こちらは観光地ではなく、いまでも地元の人たちが通う神聖な場所なので、過度な肌の露出は避けるなど最低限のマナーは守るようにしましょう。
住所:Queens Rd, Nadi, Fiji
公式・関連サイトURL:https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g294335-d308675-Reviews-Sri_Siva_Subramaniya_Temple-Nadi_Viti_Levu.html
14. フィジー人の起源がここに「ビセイセイ村」

ビセイセイ村は、かの昔、フィジアンの祖先がこの場所に初めて上陸して作られた、フィジー最古の村と言われています。
この村出身の政界の有名人も多く、フィジーにとっても特別な場所とされています。
ヴィレッジツアーとして観光目的で訪れることも可能で、ナンディエリアの半日観光にも最適です。
15. シンガトカ砂丘
ウォーキングコースには1時間のコースと2時間のコースがあります。
砂丘を抜けると海が開ける景色はまさに絶景。ただし、シンガトカの海は結構波が荒いので気をつけてくださいね。
住所:P.O. Box 522 Sigatoka Nadroga
公式・関連サイトURL:https://www.fiji.travel/us/activity/sigatoka-sand-dunes-national-park
16. クラ・ワイルド・アドベンチャーパーク
イグアナをはじめ、亜熱帯地域のさまざまな動物に触れることのできる動植物園。ウミガメや海洋生物が見られる水槽もあります。
園内は広く、飲食スペースがあったり、ウォータースライダーがあったり、園内にワイヤーを張り巡らせ、その中を駆け抜けるジップラインも体験できます。シンガトカエリアに行く人は一度遊びに行ってみては?
17. 自然公園「ゾロ・イ・スバ・フォレスト・パーク」
スバ郊外にある自然公園。2.5平方キロメートルの園内は自然たっぷりで、亜熱帯地域独自の植物やさまざまな鳥が見られます。
約6.5kmのウォーキングコースの途中には滝壺などもあり、まさにジャングル!といった雰囲気が味わえますよ。
住所:Princes Road Colo-i-Suva , Suva , Fiji
公式・関連サイトURL:http://www.experiencesuva.com/dir/colo-i-suva-forest-park/
18. スバ観光では外せない!「フィジー博物館」
フィジーの首都スバを観光する人にはぜひ立ち寄っていただきたいのが「フィジー博物館」です。
スバシティの中にあるので行きやすく、巨大な船や民族衣装、貴重な資料も多く展示されていて、フィジーの文化や歴史を感じることができます。
19. メケショーも!「アーツ・ヴィレッジ」
ビチレブ島の南、パシフィック・ハーバーに位置するアミューズメント施設「アーツ・ヴィレッジ」は、文明が発達する前の昔ながらのフィジー人の暮らしぶりが見られる場所です。
しっかり作り込まれた園内を散策するだけでも楽しめますが、毎日行われているメケショーや火渡りの儀式などのパフォーマンスも見逃せないポイントです。
20. 聖なる洞窟「サワイラウ・ケーヴ」

「サワイラウ・ケーヴ」は、ヤサワ諸島の中のひとつの島「サワイラウ島」にある石灰石でできた洞窟です。
ここは1980年公開の映画「青い珊瑚礁」のロケ地にもなった場所で、真っ青なプールがとっても幻想的。なんとも言えないこの絶景は、きっと忘れられない思い出となることでしょう。
住所:Near Nabukeru Village, Yasawa Island, Fiji
公式・関連サイトURL:https://www.awesomefiji.com/activities/explore-sawailau-caves/
まとめ
ビーチリゾートはもちろんのこと、フィジーにはさまざまな観光地があります。旅行の計画を立てるときには、この記事も参考にして、ぜひ素敵な思い出を作ってくださいね。
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